新聞記事にコメントが掲載されました
2020年4月28日付けの東京新聞朝刊「こちら特報部」にて、コメントが掲載されました。
感染者バッシングが深刻になる中で、なぜそのようなことが起こるのか、そして、バッシングはされている側はもちろんのこと、している側や社会全体にとって不利益しかないということについて、これまでに示されている社会心理学的な研究知見を踏まえてコメントをしました。
まだ多くのことがわかっていないウィルスに対して、不安を抱くのは当然です。しかし、その不安を感染者に対する非難で解消しようとする方法は、多くの弊害をもたらします。
被害者非難に関連する私の過去の論文や心理学ミュージアム作品は以下よりご覧いただけます。
★村山綾・三浦麻子(2015). 被害者非難と加害者の非人間化ー2種類の公正世界信念との関連ー. 心理学研究,86, 1-9.
★村山綾 (2015). 人はなぜ被害者を責めるのか-公正世界仮説のもたらすもの-. 日本心理学会・心理学ミュージアム応募作品 (イラスト:田渕恵) (2015年度最優秀作品賞受賞)