ゲストスピーカとの鼎談

兵庫県弁護士事務所所属の新井大介弁護士をお招きし、5月25日文学部「総合B」において、学生が抱いている裁判・評議に関する質問に答えていただきました。事前に回収した質問項目に対して、時に冗談を交えながら楽しく、そして詳しく説明していただきました。

第1回目の授業にて、山形地方検察が公開している「裁判員制度クイズ」に回答してもらった結果、文学部総合B受講の学生109名の平均は66.4%でした。
(○×クイズ9問と、4択問題1問の合計10問で構成されていたことを考えると、あまり良い結果とは言えません)

裁判員制度や評議に関する知識がほとんどないところから授業を始めましたが、質問項目の中には鋭いものが多く含まれている、と新井弁護士からおほめの言葉をいただきました(笑)

学生の反応としては、

「弁護士さんを初めてみた」「弁護士さんも人間なんだなと思った(冷徹なイメージがあるようです…)」というものから、
「裁判期間の長さについては今後議論の余地がある」「裁判員の心的ケアを充実させていく必要があるのではないか」まで多岐にわたりましたが、おおむね好評でした。確かに、普段生活していて弁護士さんとやり取りするような機会はほとんどありませんものね。そういう意味でもよい経験だったのでは、と思います。

学生の質問一覧を公開します。興味のある方はぜひご覧ください。
黄色および黄緑色の背景のものは、授業中に回答して頂いた質問になっています。

新井弁護士に改めて感謝申し上げます。